1 災害の特徴から考えよう 1 火災 知る 身近で起こる火災に備える 火災防止のために 住宅防火10の心得 1 調理中は、こんろから離れないようにしましょう。 2 寝たばこは、絶対にやめましょう。 3 ストーブの周りに、物を置かないようにしましょう。 4 家の周りを整理整頓しましょう。 5 ライターやマッチを子供の手の届く場所に置かないようにしましょう。 6 コンセントの掃除を心掛けましょう。 7 住宅用火災警報器を全ての居室・台所・階段に設置し、定期的な作動確認をしましょう。 8 寝具類やエプロン・カーテンなどは防炎品にしましょう。 9 万が一に備え、消火器を設置し使い方を覚えましょう。 10 ご近所同士で声をかけあい火の用心に心掛けましょう。 ●住宅用火災警報器を備える いざというときに警報器がきちんと動くように、電池切れに注意し、定期的に作動確認をしましょう。 ●住宅用消火器を備える 液体消火器、粉末消火器、エアゾール式簡易消火器があります。いずれも使用期限があるので、期限を過ぎないよう取り換え、取り出しやすい場所に置いておきます。 ●電気コードによる火災を防ぐ コンセントにほこりがたまっていると、通電で火花が生じた時、火災の原因になります。たこ足配線は、コードに熱が発生して火災になる原因となります。コードを踏みつぶしたり踏みつけたりすると、コードが傷つき、ショートの原因となります。 消火設備の使い方 ●屋内消火栓の使い方 屋内消火栓は、学校の廊下などにあり、消火器で消えないような火災で使います。二人以上での操作が必要なものがあります。 ①起動ボタンを押し、起動させます。 ②扉を開き、ホースを延ばします。 ③開閉バルブを開き、放水します。 ●スタンドパイプの使い方 スタンドパイプは、防災倉庫などにあり、道路上にある消火栓・排水栓につなげて使います。使用には事前訓練が必要です。 ①消火栓かぎを差し込み、ふたを開けます。 ②消火栓につなげ、ホースを延ばします。 ③ホースの先にノズルをつけ、放水します。 防火防災訓練被害を最小限に抑えるには、防火防災訓練に参加し、消火器の使い方や避難の流れなどを体験しておくことも大切です。訓練していれば、いざというとき、慌てなくてすみます。
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