防災ノート~災害と安全~高等学校版
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3 学びを深めよう 1 公助の役割 調べる・まとめる 3 学びを深めよう 多様な避難施設・設備 東京都では、学校や公民館など公共施設が避難所になっているほか、様々な避難施設・設備があります。お互いに思いやりの気持ちをもち、助け合うことが大切です。 災害時帰宅支援ステーションについて 外出時に災害が発生し、帰宅が困難になることがあります。そのような人々に対して、水道水、トイレ、テレビやラジオからの災害情報の提供を行う場所です。東京都では島しょを除く全都立学校等を災害時帰宅支援ステーションとして位置付けています。コンビニエンスストアやガソリンスタンド等も災害時帰宅支援ステーションとなることがあります。 福祉避難所について 福祉避難所(二次避難所)とは、「主として高齢者、障害者、乳幼児その他の特に配慮を要する方が、円滑に利用できるための措置が講じられている場所」です。避難所の多くは、学校や公民館等が用いられるため、トイレへの移動、階段の昇り降りなど要配慮者に配慮したものになっていないことがあります。そのため、介護・福祉サービス等の支援で提供できる社会福祉施設や特別支援学校等を福祉避難所として指定しています。 自助・共助・公助 ●「自助」は、自分の命を自分で守ることです。まず、自分がけがをせずに生き残ることが防災の基本です。 ●「共助」とは、自分だけではなく、家族などや近所の人たちと助け合ったり、自主防災組織のような地域コミュニティを中心として助け合ったりすることをいいます。 ●「公助」とは、国や自治体、自衛隊、消防署、警察署などによる救助・災害支援活動などの公的な対応のことをいいます。 ワークシートに考えを書きましょう 1 東京都や住んでいる地域の自治体などが行っている公助について調べてみましょう。 2 あなたの学校の役割を調べましょう。 3 学校が避難所になった場合に起こる問題点と、その具体的な対応や役割について考えましょう。

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