防災ノート~災害と安全~中学校版
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3 学びを深めよう 3 防災マップ 調べる・まとめる 防災マップ 災害時・危険箇所マップ(防災マップ)を作成してみよう 地震発生後、命を落とす危険性や傷病などの災害に至る大きな要因には、住宅倒壊や外壁・屋根瓦の落下、電柱の損壊、道路の亀裂、液状化によるマンホールの隆起など、多くの事柄が考えられます。学校や自宅周辺において災害時に考えられる危険箇所を調べ、その場所や想定される事柄などを記した災害時危険箇所マップを作成し、緊急時に持ち出すことができるように準備しておきましょう。また、自分たち独自の地図づくりをしておくことで、自分たちの避難経路の確認だけでなく、避難所などに人を誘導することの手助けにもなります。ふだんから、必要な情報を書き込み、定期的に新しい情報に更新しておくことも大切です。 災害時・危険箇所マップ(防災マップ) 必要に応じて、近隣の人に話を聞いたり、一緒に歩いて写真に記録しておいたりすると地図づくりが楽しくなります。自治体が出しているハザードマップなども参考になります。さらに、災害時の手助けとなる備蓄資材などの基本情報を追加したり、グループ独自のテーマに沿ったマップづくりをしたりして、発表し合うことが大切です。「危ないかもしれない」と思うような事柄の記録から始めるとよいでしょう。 ワークシートに書いてまとめましょう 1 自分の地域の防災マップを作りましょう。 2 防災マップを作って、どのようなことを考えましたか。

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