3 学びを深めよう 3 防災マップ 考える 災害と地形の関係 山地(茶色の部分) 関東山地の南東部で、東京都最高峰の雲取山がある奥多摩地域、多摩の檜原村全域と青梅市、日の出町、あきる野市、八王子市の西部などです。山崩れや土石流、地滑りなどの被害を受ける危険もあります。 台地(オレンジ色の部分) 青梅市の東側、日野市と八王子市にまたがる地域、渋谷区を中心に新宿区、世田谷区、目黒区、品川区、港区、千代田区へと広がる淀橋台、その南側の世田谷区、目黒区、品川区、大田区にまたがる荏原台などです。地盤は安定していますが、急傾斜地崩壊危険箇所もあります。 低地(水色の部分) 多摩川沿いの低地部と台地を流れる河川沿いの谷底低地、そして下町地域から東京湾沿いの江東区、墨田区、江戸川区、葛飾区、荒川区、大田区などです。低地は軟弱な沖積層という地層のため揺れやすく、海岸や河川の近くは津波や高潮の危険があります。 島しょ地域 伊豆諸島と小笠原諸島からなり、南海トラフ被害想定では、高い津波が発災後数分で到達するおそれがあります。道路や港湾施設が被災した場合、数日~1週間程度は物流が途と絶だえることも予想されます。 ワークシートに書いてまとめましょう 1 あなたの家や学校がある地域は、どのような地形の特徴がありますか。 2 1から注意が必要な災害は何ですか。 3 2で考えた災害について、どのような対策が必要だと考えますか。
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