防災ノート~災害と安全~中学校版
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2 備えよう 3 避難所 考える 身近な人と助け合うために(共助) いざというときに、自分の命を守ることができたら、次に考えなければならないことは、身近な人を助けること(共助)です。心身の発達によって様々なことができる中学生に期待されていることは、一体どのようなことなのでしょうか。考えてみましょう。 自助・共助・公助 ●「自助」は、自分の命を自分で守ることです。まず、自分がけがをせずに生き残ることが防災の基本です。 ●「共助」とは、自分だけではなく、家族などや近所の人たちと助け合ったり、自主防災組織のような地域コミュニティを中心として助け合ったりすることをいいます。 ●「公助」とは、国や自治体、自衛隊、消防署、警察署などによる救助・災害支援活動などの公的な対応のことをいいます。 火災が発生したら 火災が発生したときは、周囲の大人と協力して、消火器やD級軽可搬消防ポンプで消火活動を行う。 脱出できない人の救出 自分の安全を確保したうえで、応援を呼びましょう。てこの原理を利用して重い物を持ち上げられます。 学校が避難所になったら ワークシートに書いてまとめましょう 1 あなたの学校の役割を調べてみましょう。 2 学校が避難所になったとき、中学生にできることは何か、考えてみましょう。 3 身近な人と助け合うためには、どのようなことが大切なのか、考えましょう。

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