2 備えよう 2 在宅避難 考える 在宅避難に備える 家庭での防災対策 家庭では大きな地震や災害に備えて、避難経路や集合場所、連絡方法などをあらかじめ家族などで話し合っておきましょう。また、家具転倒防止器具を取り付けたり、非常用食や防災用品などが入った非常用持ち出し袋を常時用意しておきましょう。 水 飲料水、調理用など 食料品 米・レトルト食品・缶詰・菓子など トイレットペーパー・ティッシュ・マスク マッチ・ろうそく 懐中電灯・電池 ゴミ袋ぶくろ・ラップ 日常備蓄の方法(循環型備蓄) これまでの災害用備蓄品は、乾パンや缶詰などの普段食べない物を用意する特別な準備と考えられてきました。しかし、日頃利用している食料品や生活必需品を少し多めに購入しておくという日常備蓄なら、簡単に備蓄ができます。大きな災害の後は、しばらく流通ストップしてお店に商品が並ばないこともあります。もしものときに困らないように備えることが大切です。 食品や飲料は、まず3日分を目安に、さらに1週間分やその先を見越して備えます。賞味期限の近いものから食べていき、減った分を補充します。ストックし過ぎたりしないように注意しましょう。 食べ物に対する一工夫 冷蔵庫の中身は、もしものときに心強い備蓄食料の一部になります。ただし停電することもあるので、生鮮食品など、傷みやすい物から食べるようにしましょう。気持ちも体も弱っているときこそ、好きな物を食べると、元気が出たり、ストレス軽減になります。お菓子やコーヒーなどのお気に入りも備蓄に加えておきましょう。 ワークシートに書いてまとめましょう 1 自宅による避難生活は、普段の生活とどのような点が違いますか。 2 家族が一週間、生き延びるために必要なものを考えましょう。
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