防災ノート~災害と安全~中学校版
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2 備えよう 1 避難 知る 2 備えよう 避難のタイミングと避難の方法 避難の判断で、生死が分かれることもあります。避難するかしないかは人任せにせず、ラジオ・テレビや行政などからの情報、自分で確かめた情報を基に、下のフローチャートを参考にして判断します。 ※1 一時集合場所 避難指示が出たり、火事の危険が迫ったときに一時的に避難する場所のことです。 ※2 避難場所 震災時に大規模延焼火災が発生した場合、火の手から身を守るために避難する場所のことです。 ※3 避難所 家屋の倒壊、焼失などの被災者を一時的に受け入れ、保護するための場所のことです。一般の避難所では生活に支障があり、特別な配慮を必要な人を受け入れる二次避難所(福祉避難所)もあります。 安全避難のポイント ●人混みはパニックに注意します。 ●暗い地下では壁伝いに移動します。 ●ベランダでは隔て板を蹴破って移動します。 ●エレベーターには乗らないようにします。 帰宅が困難な場合には 地震などの被災により帰宅が困難な場合に備え、学校や公共施設などが災害時帰宅支援ステーションや一時滞在施設となっているところがあります。学校などからの帰宅が困難な場合、むやみに移動せず安全な場所である学校等にとどまりましょう。また、事前に家族などとの連絡手段を複数確保するなどの準備をしておきましょう。 一時滞在施設 帰宅が困難な人が一時的にとどまるための施設です。 災害時帰宅支援ステーション 帰宅が困難な人に水やトイレ、沿道や公共交通の情報などを提供するところです。

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