防災ノート~災害と安全~中学校版
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1 災害の特徴から考えよう 2 地震 知る 地震の発生をいち早く知るために 大きな揺れの地震が発生すると、緊急地震速報が流れ、地震情報が伝えられます。いざという時に、この情報を活用して、自分の命を自分で守ることができるよう、その仕組みについて学びましょう。 ①緊急地震速報の活用 緊急地震速報は、最大震度5弱以上と推定した地震の発生の際に、強い揺れ(震度4以上)が予想される地域に、強い揺れが来る前に知らせるものです。 緊急地震速報が出たら 1 物が落てこない、倒れてこない、移動してこない場所に即座に避難します。 ・倒れやすい家具から離れる。 ・テーブルや机の下に潜る。 2 頭部を守り、揺れがおさまるまで待機します。 ②地震情報の活用 テレビ等の地震情報により、震源、震度、マグニチュード、津波の有無、余震等への備えについての情報を得ることができます。 震源が近いときは、緊急地震速報より早く揺れ始めることがあります。 ③マグニチュードと揺れの長さ 揺れの長さから、大体の被害を予測できます。 立っていられないくらいの強い揺れが ●10秒くらい → M7(被害を伴う直下型地震や津波を伴う地震の可能性) ●1分くらい → M8(沿岸にいるなら津波に注意) ●3分くらい → M9(巨大津波の可能性)

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